2006年 07月 28日
花詞集 抄 |
光彩を放っているね移り気な忘恩の花ラナンキュラスよ
羊歯族の裏白の蔭、無限大 水を湛えて澄む羊歯の森
禊萩は仏の乾き癒す花 薄紫の悲哀の水辺
花魁草ほんとうの名は草夾竹桃 温和な日々が流れますように
大毛蓼、蓼科の蓼は多年草河原にあっても汚れない心
ライラック苦しきことを忘れんと買い求めくる水無月の花
茴香のウィのかなしみ水無月は憂いある月、上水に雨
使者の首を奪っておいで イチハツの花咲きいでて美しい月
もう私死にそうな気がしていますムギワラギクが憶える前に
ノカンゾウ何を宣告されている萱原に夏来るという夕べ
アヤメ咲く危め殺めと変換す 薄紫に野原を染める
アズマギク=別れだなんてさびしいですね またお会いしに来ていいですか
許されることがなくても美しい ひっそりと咲く狐の曾孫
「アケビには白い心の疚しさが才より樹液溢れる果肉
死んじゃいたい。そんな気分になったりするルピナスおまえは貪欲すぎる
「愛の通夜」いったいどうしてそんなことに 茉莉花の花祭り
「頼りすぎ」蔓紫の花言葉 明日は何で笑おう私
羊歯族の裏白の蔭、無限大 水を湛えて澄む羊歯の森
禊萩は仏の乾き癒す花 薄紫の悲哀の水辺
花魁草ほんとうの名は草夾竹桃 温和な日々が流れますように
大毛蓼、蓼科の蓼は多年草河原にあっても汚れない心
ライラック苦しきことを忘れんと買い求めくる水無月の花
茴香のウィのかなしみ水無月は憂いある月、上水に雨
使者の首を奪っておいで イチハツの花咲きいでて美しい月
もう私死にそうな気がしていますムギワラギクが憶える前に
ノカンゾウ何を宣告されている萱原に夏来るという夕べ
アヤメ咲く危め殺めと変換す 薄紫に野原を染める
アズマギク=別れだなんてさびしいですね またお会いしに来ていいですか
許されることがなくても美しい ひっそりと咲く狐の曾孫
「アケビには白い心の疚しさが才より樹液溢れる果肉
死んじゃいたい。そんな気分になったりするルピナスおまえは貪欲すぎる
「愛の通夜」いったいどうしてそんなことに 茉莉花の花祭り
「頼りすぎ」蔓紫の花言葉 明日は何で笑おう私
by sho3id
| 2006-07-28 13:01
| 短歌